卵は1日1個が正解?適切なコレステロールへの考え方をご紹介!

みなさんこんにちは!
パーソナルジム BEYOND長野店です!

健康診断などを受ける方が多くなるこの時期、自身の身体に対して注目する機会となりますね!

「この前の健康診断、コレステロール値がちょっと高めだった」
「卵料理好きなんだけど、1日1個くらいに控えたほうがいいのかな?」

このような疑問も浮かんできますが、実際に卵はコレステロールが多いことで知られています。しかし、食品から摂るコレステロールの量と血中コレステロールの値にはあまり関係がないことがわかっています。

だからといってむやみに食べたら栄養バランスが偏ってしまいますが、オムレツを食べるときに卵を2個使う程度であれば問題ありません。

本日はそんなコレステロールへの正しい認識について、ご紹介していきます!

目次

1. 食品内と血液中のコレステロールは別物
2. 卵の量は気にし過ぎず、食べ過ぎず
3. コレステロールと体の関係

食品内と血液中のコレステロールは別物

コレステロールは、さまざまな食品に含まれていますが、体内にとり込まれるのはそのうち40~60%です。一方、コレステロールは肝臓でも日々合成され、血液に混ざって体中に供給され、細胞膜や胆汁酸、ホルモンの材料になっています。肝臓で合成される量は、食事で摂取する量の3~7倍にもなります。つまり血液中には、食事で摂取したものと肝臓でつくったもの、両方のコレステロールがあります。健康
診断の「コレステロール値」は、これらがどのくらい血液中にあるかを示したものです。

卵の量は気にし過ぎず、食べ過ぎず

コレステロール値を気にする人は、コレステロールを多く含む食品を控えようとしがちです。しかし肝臓には、体内に供給されるコレステロールを一定量に調整する働きがあります。食品から多く摂取すると合成する量を減らし、摂取量が減ると多く合成するため、食事でコレステロールを控えてもその分すぐにコレステロール値が下がるというわけではありません。
もちろん、食べ過ぎはNGですが厳密に「卵は1日1個!」と決めて守る必要はないのです。

コレステロールと体の関係

〈コレステロールの役割〉
●細胞膜の構成成分になる。
●性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどの材料になる。
●胆汁酸、ビタミンDの材料になる。

〈食品内のコレステロール〉
【例】卵:可食部: 約55g
コレステロール量 : 約230mg
1日の平均的摂取量⇒300~400mg
*体内に吸収されるのはこの40~60%。

〈肝臓で合成されるコレステロール〉
1日の合成量⇒1500~2000mg
*食品から摂取するコレステロールの3~7倍程度。食品から多く摂取すると合成する量を減らし、食品からの摂取が減ると合成量を増やして、体内に供給されるコレステロールが常に一定になるように調整している。

〈血中コレステロール〉
食品から摂取したものと肝臓で合成されたものの両方があり、体中に運ばれる。 健康診断のコレステロール値はこの値。

エネルギーや飽和脂肪酸をとり過ぎると、肝臓でコレステロールの合成が増加するので、コレステロール値が気になる人は気をつけましょう!

いかがでしたか?健康診断の際に気になるコレステロールについて、少しだけ認識が変わった方も多いのではないでしょうか?

健康の基本はやはりバランスの良い食事!偏りなどに気をつけながら、ボディメイクやダイエットと共に円滑に進めていきましょう!

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